
「教室会員囲碁大会」を立ち上げました。教室会員の方々から、交流の場として望まれていました。各教室の棋力の調整と言う大事な役割も担うことになります。
「囲碁未来教室」から「白江治彦八段特別囲碁教室」まで30の囲碁教室があります。おそらく囲碁教室の数だけは日本一ではないでしょうか。そうは言っても、生徒さんの数では、日本棋院本院の市ヶ谷囲碁学校にはまだ及ばないようです。
囲碁教室の活性化を図り、会員の交流を目指して企画した「教室会員囲碁大会」をぜひとも成功させたいと思います。
第1回は3月13日(日)午後1時から開催します。対戦方法は普段対局しているやり方で、点数制によるハンディキャップ戦です。
囲碁教室にまだ入っていない方は、この機会に囲碁教室に入っていただき、棋力向上を目指されてはいかがですか。
梅沢由香里五段がアジア大会出場を辞退した。ブログによると「理由は妊娠」。初めて囲碁がアジア大会の競技種目になって、日本代表のチーム「知恵の和・ジャパン」に選ばれた梅沢さんの活躍を期待していたのだが。しかし待望の妊娠がかなって喜んでいるのを見るとこちらも嬉しくなる。第一子誕生は来春三月の予定。
ご主人はJリーガーの吉原慎也さん。横浜Mから川崎Fに移籍、東京V、磐田へのレンタルを経て今季からは柏レイソルに加入、この7月に引退した。磐田在住の時、梅沢さんは手合いやイベントのたびに東京に通うので大変だったようだ。
梅沢さんは東邦大学理学部の客員教授で「情報科学科」で教べんをとっている。お住まいが近くなってよかった。健康で利発でかわいいお子様が期待できそうだ。
囲碁もスポーツになった時代に、ふさわしいニュースだ。
プロ囲碁界で関西勢の活躍が目立っている。日本棋院関西総本部の井山裕太名人の連覇は一段と光る。
関西棋院の坂井秀至七段が張栩から碁聖位を奪取。すでに始まった王座戦五番勝負では張栩王座に日本棋院関西総本部の山田規三生九段が2年連続で挑戦している。
女流名人戦挑戦者決定リーグ戦では、関西棋院の吉田美香八段が2連勝、奥田あや二段が2連勝と好調だ。十段戦の決勝戦には井山名人が敗者組優勝者を待ち構えている。
関西棋院の結城聡九段はNHK杯を連破して大向をうならせた。天元位をかけ、山下敬吾天元への挑戦権を獲得。「今回はタイトルを獲る」と宣言した。
最近はアマチュア棋戦で優秀な成績を収めた棋士たちが関西棋院に特別枠で入段している。韓国から来ている優れものたちはこれからの活躍ぶりが注目されている。関西勢まことに恐るべし。勢いは止まらない。
中国・広州で11月に開催される第16回アジア競技大会で、囲碁が正式種目に採用され、日本オリンピック委員会(JOC)の承認団体・全日本囲碁連合が参加する。
日本囲碁連合が募集していた日本チームの愛称が「知恵の和ジャパン」に決まった。「日の丸飛行隊」「マドンナジャパン」「火の鳥NIPPON」など1570の応募から、全日本囲碁連合役員、コーチ、選手の投票により選ばれた。なかなかいい愛称だ。
人類が共に栄え、文化を高め、世界平和の灯を永遠に灯し続けることがJOCの理念。日本囲碁連合が参加してこの理念の実現に貢献できる絶好のチャンスとなる。
近年は国際棋戦で後れをとっているが、アジア競技大会初参加の今回は、目覚ましい成績を上げて、両棋院統合統一の拍車にしてもらいたい。フレー!フレー!「知恵の和ジャパン」!
三谷哲也六段が先勝した。三谷六段と白石勇一三段が決勝戦を争っている第35期新人王戦決勝三番勝負が注目されている。この棋戦は若手棋士の登竜門。高尾紳路、山下敬吾、蘇耀国、井山裕太などが新人王になっている。第1局で、三谷が黒番中押し勝ちをおさめ、優勝まであと1勝。第2戦は昨日行われたが、どうだったか。 三谷六段は院生の時、津田沼囲碁クラブによく来ていた。日本棋院幕張研修センターで、研さんに励んでいた。
同センターで育った張栩棋聖などの精鋭たちが日本棋院の中核となって活躍している。財政上の理由で閉鎖してしまったが、韓国や中国に後れをとっている現状を見れば、日本の囲碁を強化する研修センターは必要だ。日本が再び世界の王座に就くことが、囲碁の普及の点から見ても、格段の効果を上げることになるだろう。
よさこい鎌ケ谷に行ってきた。33の登場チームも、リズムに合わせて踊る観客たちも汗だくだ。
♪土佐の高知のはりまや橋で〜♪ あの日本の英雄と言うべき、坂本竜馬を称えているのだろう。今の日本に竜馬がいたら!そんな思いが伝わってくる。
鎌ケ谷チームのテーマは「沖縄」。敗戦65年、いまだに占領下同然の沖縄。県民は基地はいらないと言っている。思いを込めて踊っているのだろう。涙が出てきた。
囲碁教室に来ている高橋さんはイベントの要員。踊りの合間に囲碁教室の話をした。「同級生のNさんがギネスブックに載るかもしれません」。え!Nさんはエイジレスの国際ランナーだ。
暑い中、突っ立って掛け声をかけていたら、鎌ケ谷老人会から名物のナシをいただいた。美味しい。
「よさこい」の力強いエネルギーに感激した。
NHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」が人気らしい。視聴率は「龍馬伝」と互角というから、大変な人気だ。
時代背景は戦争と戦後の混乱期。その時代を生きてきた人たちの共感を得ているのだろう。日常生活も身近に感じられて分かりやすい。
劇中で囲碁対局が収録されたそうで、楽しみにしている。対局指導をしたのは日本棋院の桑本真平六段。水木しげる役の向井理さんと、その義父・源兵衛役の大杉漣さんは囲碁を知らなかったが、さすがは役者。呑み込みの速さに驚いたそうだ。
さて、劇中では「待った」をめぐる騒動が起きるらしい。ごく親しい仲間同士で「待ったは3回までだよ」とふざけて言いあっている人たちもいるが、囲碁では「待った」は禁じ手だ。
「ゲゲゲの女房」は惜しまれながら今月で放映終了。対局シーンの放映がいつなのかは分からない。毎日見るしかない。
第35期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦は最終日の8月5日、高尾紳路九段が7勝1敗で優勝。井山裕太名人への挑戦権を獲得した。七番勝負は9月1日、ホテル阪急エキスポパーク(大阪府)で開幕する。
6勝1敗で並んだ高尾九段と張栩棋聖。最終日に高尾九段が結城聡九段に勝って白星を伸ばしたのに対し、張棋聖が小県真樹九段に敗れた。井山名人と高尾九段が挑戦手合で対決するのは初。
千葉出身の高尾九段は、故藤沢秀行名誉棋聖門下生となり、14歳で日本棋院のプロ棋士に。05から07年にかけて本因坊3連覇を達成した。
以下は高尾九段の談話。「自分が勝っても張棋聖とのプレーオフと思っていた。挑戦者に決まったと聞きびっくりしている。井山名人は強い、の一言。勉強するつもりで戦います」。高尾九段が名人位を奪還した、祝賀会に参加したい。
この夏は記録に残る暑さになるようだ。その暑さにめげず進行する全国高校野球選手権。高校球児たちのはつらつプレーは気持ちがいい。甲子園を追い出された阪神は、死のロードでのたうちまわっている。
こちらは避暑に最適の囲碁の世界。全国ケーブルテレビ局選抜囲碁選手権大会の船橋・習志野地区大会が8日に行われ、108人が参加した。
代表選抜戦は互先6目半のコミ出しでの大熱戦。優勝し代表になった飛弾賢一さんは、津田沼囲碁道場の番付で常にランク上位にいる有数の打ち手だ。まだ忙しい現役のエンジニア。11月のブロック戦、全国大会ともに平常心で勝ち進んでもらいたい。目標は全国制覇、仲間たちが期待しています。
「私のようなものでも勝ててしまったが、運がよかった。これから精進しなければね」。本人は大変謙虚に話してくれた。
「玉精公記」(小学館)が話題になっている。昨年の「漫画大賞」グランプリ作品を小説化したもので、大ヒットした「ヒカルの碁」の2匹目のドジョウを狙う。
原作は帯坂篁太郎さん。後書きが面白かった。勤務先が日本棋院の囲碁の普及支援をしていて、その担当だった。当時は囲碁を全く知らなかったというが、居酒屋でプロ棋士と飲んで、応募したのがこの作品。小説にしたのは大石直紀さん。
神器の一つ「玉」が実は基盤で主人公。時代は戦国時代。信長が啓示を受けて、神と契約する。そして、基盤を通して神と対話しながら歴史をつくっていく。牛の精が乗り移った太田牛一、猿の精を受けた木下藤吉郎。聞き役は南光坊天海。
♪人間五十年/化天のうちをくらぶれば/夢まぼろしの如くなり/一度生を享け/滅せぬもののあるべきか(幸若舞「敦盛」の一節)。南光坊天海とは、何者か。是非お読みください。
囲碁は盤上のサッカー。世界に見立てた碁磐の上で、激しい戦いを繰り広げる。11月、中国の広州で開かれるアジア大会の種目となり日本オリンピック委員会もスポーツとして囲碁の出場を認めた。
W杯南アフリカ大会。無敵艦隊のスペインとオランダの決勝戦は激しく、見ごたえ抜群だった。
そのピッチに登場した元南アフリカ大統領のネルソン・マンデラ氏は、反アパルトヘイト運動の不屈の闘士。アパルトヘイト体制を平和的に終結させ、民主的な南アフリカの礎を築いたとして、ノーベル平和賞を受賞している。
さて、W杯の試合結果を当て続たドイツの「予言ダコ」のパウル君の的中率は「8戦全勝」。
タコヤキ好きのお客さんYさんも、勝負の読みが深くなった。これもタコ効果か?パウルを食するときは、吸盤の一切れでもいただきたいものだが、それではレッドカードものか…。
宮里藍がやってくれました。米女子ゴルフツアー・ショップライト・クラシックで逆転優勝!今季4勝目。米本土では初勝利。テレビのインタビューに宮里は、「今日は私の誕生日です」と答えた。沸き起こる祝福の声。世界ランキングでも日本人初の第1位になった。
宮里の強さは、どんな状況でも自然体でいられることだろう。その精神力の強さは、米国で勝てなかった苦しい時期があったからこそ。「ミスしても気持ちをリセットして前に進むだけです」。米ツアー参戦5年目。積み重ねた失敗を糧にして、世界のトップに躍り出た。
彼女の活躍の影響か、女性たちの間でゴルフがブームになっているそうだ。囲碁界もあやかりたい。韓国では趙治勲や李昌鎬 の活躍で囲碁ファンが急増した。日本囲碁界にもヒーローやヒロインが欲しい。
いでよ!囲碁界を活性化するヒロインよ。(10/06/26)
日本が勝った。相手はサッカーW杯5大会初戦負けなし、シドニー五輪で金メダルという、強豪カメルーン。
私は最初から勝つと思っていた。なぜなら「はやぶさ」の帰還が光明を与えてくれたからだ。
小惑星探査機「はやぶさ」は60億キロの苦難の旅を終えた。イオンエンジンによる長期自律飛行は大きな成果という。気になるのは、小惑星・イトカワの試料採取が出来たかどうか。試料を入れたと思われるカプセルは、宇宙航空開発機構に運ばれ分析研究される。
太陽系誕生の謎が少しずつ解き明かされるのか。その道の権威、S教授は「太陽系の姿を追う」研究を続けている。ちなみに彼は囲碁高段者。休日はクラブに対局に見える。私もときどきお相手する。
ワールドカップは今日19日オランダ戦を迎える。元気の出てきた日本ですからね。善戦を期待したい。(10/06/19)
菅直人さんが、ついに総理大臣になった。Iさんはにっこり笑顔だ。
その昔、「この人、知っているかい」と言って見せてくれた写真がある。菅さんとの囲碁対局のときのものだった。
「菅さんは『総理大臣になるんだ』と言っていた。だから『どうしてそんな途方もないこと言うんだ』と聞くと彼は『自分がそう願わないと何事も実現しない』と言っていた。それが現実になったんだから驚きだね」
ちなみに「あの時は、私が勝ったんだが」とも。
新総理誕生に笑顔を見せたのは、Tさんとほかに、囲碁高段者のOさんも。「菅さんは私の後輩」という。
たたき上げの庶民宰相として期待がかかる。金の流れも透明そうだ。囲碁の腕前はかなりと聞く。津田沼囲碁クラブにはハマコーさんの姿もある。どうですか菅さん、落ち着いたらこちらで一局打ってみては。(10/06/12)
囲碁の「劫」は広辞苑によればきわめて長い時間の単位で、宇宙の生滅などについていう。また、大きな岩に3年に一度天女が舞い降り、袖で岩を払い、その岩が磨り減るまでの時を指すともいわれている。
天正10年6月1日、本能寺において行われた織田信長の御前試合で三劫が出来た。日海(本因坊算砂)と鹿塩利玄との対局で二人が帰った後「本能寺の変」が起きた。部下の明智光秀が上司の織田信長を襲撃し、信長は自害した。以来、三劫は政変の予兆といわれている。
囲碁クラブでもそれは起きた。先月28日のこと。山下功さんと囲碁四方山話をしていると、スタッフが飛んできた。
「席亭!お客さんが、滅多に出来ない碁だから、写真に撮ってくれと言っていますよ」
駆けつけてみると、まさに三劫だった。
これは政変の兆しか。ブログに写真を載せているのでご覧ください。(10/06/05)
♪慰め励まし長崎の、ああ、長崎の鐘が鳴る♪ 藤山一郎の「長崎の鐘」は、歌うとなぜか心が慰められる。
6月3日から7日まで「長崎の鐘」が紀伊国屋ホールで上演される。物語の舞台は1945年8月9日の長崎。原爆投下で死者7万4千人、負傷者7万5千人が出た。長崎医科大の永井隆医師は献身的に治療に当たった。3日後自宅に帰ると、すっかり焼け尽されていて、妻は小さな塊になっていた。
当時の囲碁界は、東京大空襲で日本棋院が焼失、瀬越憲作八段の奔走で広島で第3期本因坊戦が行われた。その第2局は8月6日。橋本宇太郎本因坊と挑戦者岩本薫七段の対局中に原爆が投下された。ピカッと光ると、爆風で障子襖が倒れ、碁石は飛び散り、人々は吹き飛ばされた。
囲碁ファンにとってこの原爆碁は忘れられない一局だ。そして、できればオバマ大統領にも「長崎の鐘」を見てもらいたい。
(10/05/22)
サッカーW杯南アフリカ大会の日本代表メンバーが発表された。開幕は6月11日。1次リーグの相手は強豪ばかり。ベスト4まで這いあがる、これが岡田ジャパンの目標だ。岡田監督は言っている。「日本人らしいサッカーが出来るようにベストを尽くす。ハエがたかるように何度もチャレンジする、切り替えの速さ、組織としてのまとまり、それが私のチームの長所だ」
発表の日、津田沼のもんじゃ焼き「TAMA」には大勢の人がオーナーの帰りをまっていた。
午後10時10分。鳴りやまぬ拍手の中、オーナー・玉田圭司は挨拶した。
「代表メンバーに選ばれました。期待にこたえられるように、がんばります」
玉田はもんじゃを焼きながら取材に応えた。
私も一言声をかけた。 「囲碁は盤上のサッカーと思っている。囲碁は粘り強い方が勝ちますが、どうぞ頑張って勝ってきてください」(10/05/15)
Tさんから「天地明察」を貸していただいた。そしたらなんと「本屋大賞」に選ばれた。読者に一番近い本屋の店員が選んだお勧めの本。著者は冲方丁氏。さっそく読んでみた。
舞台は4代将軍家綱の時代。水戸光圀、老中・酒井雅楽頭公、朱子学の保科正行公らが日本の暦を変える事業に取り組もうとしていた。その実行者として主人公の安井算哲(後の渋川春海)が任命される。囲碁の家元として生まれ、和算に関心を持つ天文学者の安井。挫折を繰り返しながらも意志を貫き暦を完成させる。 さて、安井の初手・天元打ちは、天文学者らしい発想だった。やがて、お城碁で6歳年下の棋聖・道策と対戦するが、勝てなかった。才能がありながらも道策があまりにも強かったので碁界を去ったと言われる。最後は将軍から天文方に登用され250石を賜った。
囲碁の先達にこんな偉人がいたとは嬉しくなりますね。
かつて世界最強だった日本の囲碁は、05年を最後に国際戦の個人優勝がない。若手棋士の中国遠征でも惨敗続き。これを心配して中国棋院が、日本のプロの卵たち(院生)を中国合宿に招待した。中国には院生制度はないが、北京には多数の囲碁道場があり全国から集った優秀な少年少女が技を競っている。層の厚い中国の刺激を受けて、日本の院生は何を感じただろうか。
その昔、日本の坂田栄男二十三世本因坊、藤沢秀行九段(名誉棋聖、故人)らが訪中をして、中国碁界を育てた。72年の日中国交正常化以降に交流が活発化したが、およそ20年間で中国は日本に勝る力をつけた。だから今回の協力は、日本への恩返しという気持ちもある。現地滞在費はすべて中国が負担している。
朝日新聞によれば、中国は「日本の囲碁界が落ちていくのは中国にとってもマイナス。日本の若手を育てたい」と協力したのだそうだ。 (10/04/17)
これからはヤマザクラやヤエザクラが咲き始め春爛漫となる。
第23回世界囲碁選手権・富士通杯が今日から市ヶ谷の日本棋院で始まる。この戦いは囲碁の国際化が進んだことから、世界チャンピオンを決定する初の大会として88年から始まった。初めの5回くらいまでは日本が圧倒的に強かった。日本棋院理事長・大竹英雄さんも優勝している。
しかし最近の国際戦は韓国や中国に優勝をさらわれてしまっている。
今回のシード3人は韓国で、中国、韓国のタイトルホルダー各5人。台湾、欧州北米、南米が各1人。日本代表は山下敬吾天元、張栩棋聖、羽根直樹本因坊、石田芳夫九段、高尾紳路九段、坂井秀至九段、安斉伸彰六段の6名。
休憩時間には外濠公園にでも出て、美味しい春の息吹を吸うのもいいかもしれない。日本のホームグラウンドで今度こそタイトルを奪い返してもらいたい。(10/04/10)
この春、アマチュアの若手ががんばっている。
第27回学生名人戦で千葉県出身の花巻未生さん(専修大4年)が優勝した。趙治勲二十四世本因坊の門下生だ。決勝戦は元院生仲間の関根礼子さん(大正大2年)。
先月の第52回全日本女流アマ選手権大会には院生やプロ試験の経験者がそろったが、優勝は千葉県出身の飛田早紀さんだった。小学生名人戦県代表の経験があり、藤沢教室に入って院生にもなり、ぐんぐんと腕を上げている。決勝戦の相手は同じ10代の出口万里子。先日のプロ入段試験では藤沢里奈さんが史上最年少入段をしたが、順位規定で涙をのんだのが彼女だ。
第4回プロアマ名人戦では、プロ・井山裕太名人20歳と常石隆志アマ名人18歳との勝負。アマ先番・逆コミ6目半を、4目半で常石の勝利。「名人に勝てたのは、自信になる」と常石さん。プロ試験に備えるそうだ。(10/04/03)
サクラが開花した。春本番。スポーツは花盛り。そして囲碁もいよいよスポーツの仲間入りをする。11月に中国・広州で開催される第16回アジア競技大会に、囲碁が新種目として加わるのだ。
それに向けて4月1日、日本棋院、関西棋院、日本ペア碁協会など国内囲碁組織で「全日本囲碁連合」が結成される。この新団体が、アジア競技大会の参加団体となる。今月、オリンピック委員会(JOC)が11の加盟団体審査委員会で、全日本囲碁連合、日本クリケット協会、日本ローラースポーツ連盟の3団体を新たに承認団体として認める方針を固めている。
全日本囲碁連合―それは、囲碁ファンが長年待ち望んでいた、日本棋院と関西棋院の合併統合に向けて大きな一歩ともいえよう。
囲碁がスポーツの仲間に入ったのを機に、国際棋戦での活躍を期待したい。(10/03/27)
今日から中国・杭州でペア碁ワールドカップが始まる。世界各地から代表16人が参加する。
最近の国際戦では、日本は鳴かず飛ばずで、パッとしない。世界の囲碁ファンがいったい日本はどうなってしまったのかと、心配している。しかし、今回はペア碁。日本はベストメンバーで臨む。
まず、梅沢由香里五段・高尾紳路九段ペアは優勝候補ナンバー1と言っていい。この棋戦に向けて特訓を積んだようだ。二人ともタイトルがなくなり、すっきりしている。ここらでがっちりと優勝を決めてもらいたい。
もう1チームは石井茜初段・坂井秀至七段ペア。関西棋院のエースだ。
両ペアには日本人の意地を見せてもらいたい。日本の国民性「協力・協調」をしっかり発揮すれば、おのずと勝利の女神がほほ笑んでくれるでしょう。
もうすぐ日本のサクラが咲く季節。花見をしながら祝杯を挙げたい。 (10/03/20)
春だというのに寒い日が続く。そこで一句。
みぞれ降る 石音高し囲碁クラブ(津田沼蛙)
「平成囲碁川柳」を石井公一郎さんからいただいた。石井さんはブリヂストンサイクル元社長で東京都教育委員などを歴任。実姉はシャンソン歌手の石井好子さん。小川誠子六段が指導する、「ホテルオークラ・囲碁サロン」の常連客で、前出の本には、小川六段から「お勧めします」とある。
「碁ですねと 笑顔で送る 粗大ゴミ」
「しとやかな 顔に似合わぬ 力づく」
「囲碁ファンの皆様」への挨拶で、「人生は劇場なり、人々はその中で様々な役割を演じる役者です」とシェイクスピアの言葉を引用。確かにその通り。「囲碁クラブもまた劇場です」とはまた名言。
「三味線は 上手がひけば 響きあり」
こんな手合いは津田沼囲碁クラブには何人もいる。カギカッコの川柳は石井さんのです。 (10/03/14)
先月、中山典之さん(囲碁棋士六段)が亡くなられた。「実録囲碁講談」「囲碁の世界」「囲碁の魅力」「昭和囲碁風雲録」など著書は多数。プロ棋士より、文人として有名だった。囲碁の普及に貢献した人に贈られる大倉喜七郎賞を受賞している。
「月刊・囲碁研究」の「囲碁川柳」では、「碁裡夢中流家元」として撰者を務め、エッセイ「囲碁今昔物語」も書いていた。梶原武雄九段の講座も中山さんが担当だった。梶原先生の本は中山さんが書いていたと言われるくらい、肝胆相照らす仲だったようだ。3月号では「秀行・梶原つかみあいの大喧嘩」と題して、「芸に妥協のない二人が昨年相前後して世を去ったが、あの世で仲良くやっているだろう」と書いている。それが今度は、中山さんが逝ってしまった。
囲碁界に尽くして下さった中山先生ありがとうございました。天国で囲碁をゆっくり楽しんでください。 (10/03/06)
月刊「碁・ワールド」2月号から始まった、特別企画「グリーン碁石・女流プロ交流会」は、見ごたえがある。グリーン碁石は作家の夏樹静子さんが考案した目に優しい碁石。女流界ナンバーワンの廼偉九段に日本の女流プロが挑戦している。
廼偉九段は中国出身。津田沼囲碁クラブにも来たことがある。私も指導碁を打ってもらい手厳しくやられた覚えがある。今は韓国棋院に所属。女流で男女混合のタイトル戦を制したのは廼偉九段ただ一人だそうだ。
第一戦(2月号)の相手は鈴木歩五段だった。第二戦は奥田あや二段。解説は三村智保九段。その観戦記を、2月号では夏樹さんが、3月号では文人碁会名人の竹本健治が書いている。文人の観戦記はさすがになかなか読ませる。廼偉九段は日本の女流トップを相手に見事な腕前を披露している。
この交流会は、久しぶりのヒット企画だ。(10/02/27)
今回はIさん提供の特ダネを。
日本でタレントとして活躍する、ギニア共和国出身のオスマン・サンコンさんの夢は、ギニアで囲碁を普及させること。彼には兄弟が22人もいて、3番目の兄が文部大臣、ほかに農林大臣の兄さんもいるとか。だから、ギニアが囲碁王国になるのは時間の問題でしょう。
ギニアに広がったら、次はアフリカ全土へ。アフリカ中に広まったら、世界はどうなるでしょうか。夢が膨らむ。考えただけでも楽しくなる。サンコンさんの笑顔が見えるようだ。ちなみに彼は、介護ヘルパー2級の資格を持っているので、老人ホームで囲碁普及という方法もあるのだ。
彼は今「囲碁・将棋チャンネル」で、冠番組「イゴ・ニコッ・サンコン」を担当している。私がここのところ負けがこんでいるのは、「イゴ・ニコッ・サンコン!!!」を見ていなかったからかもしれない。
(10/02/20)
11歳6ヵ月のプロ棋士・藤沢里菜―史上最年少のプロ棋士誕生!日本の囲碁界に新たなホープが登場した。
謝依旻女流3冠(女流名人、女流本因坊、女流棋聖)の14歳4ヵ月を大きく更新、二十五世本因坊・趙治勲の最年少(11歳9ヵ月)を抜いた。
里菜さんの父は一就八段、祖父は故・藤沢秀行名誉棋聖。6歳で碁を始めた。兄と出場した全国小・中学校囲碁団体戦・小学校の部では3年間、優勝に貢献。現在、小学5年生。「小学生のうちにプロになりたかった」という。「女流のタイトルを目指して頑張りたい」。
里菜さんは1月9日から行われていた院生など9人の総当たりの採用試験で、6勝2敗でトップの成績を残し、常務理事会で承認され正式決定となった。
これで日本の囲碁界も活気づいてくるでしょう。囲碁ブームが起こるかも。里菜さんやってくれました。
(10/02/13)
「ペア碁ワールドカップ2010」が中国の杭州市で3月に開かれるそうだ。日本、中国、韓国のトップ棋士を含んだ世界各国・地域の16組が世界一を争うペア碁の祭典だ。ペア戦は一昨年のワールドマインドスポーツゲームズに続き、今年11月に広州で開かれるアジア大会の種目にも入っている。国際的にもペア碁の存在が認められてきている。
日本代表は梅沢由香里五段・高尾紳路九段ペアと石井茜初段・坂井秀至七段ペア。今週末にトッププロのペアと特別合宿を行うそうだ。日本ペア碁協会20周年を記念して張り切っている。
ここのところ国際戦では分が悪い日本勢だが、ペア戦では何とか頑張って優勝してもらいたい。
「20年前に発足した当時は、女性向け囲碁普及の一助になれば、という思いだけでした」と日本ペア碁協会の滝裕子事務局長は語っている。囲碁普及には大いに貢献していると思う。(10/02/06)
24日、モリシア津田沼での「囲碁入門教室」には180人超の参加がありました。協力頂いた皆様、ありがとうございました。
碁(5)×碁(5)の25日、お礼の報告を兼ねて神田明神に参拝した。一帯108町会の総氏神。元気印の平将門も合祀されており、囲碁界の停滞気分打破を祈った。
続いて、湯島天神。菅原道真を祀る学問の神様とあって、合格祈願の絵馬が鈴なり。道真は囲碁をたしなみ、囲碁の詩も書いている。囲碁日本の隆盛を祈願した。
足は、「竜馬伝」で話題の、池の端にある岩崎邸へ向いた。弥之助、久弥、小弥太と盤石の三菱財閥を築いた。囲碁界の後援にも一役買っている。 上野公園には西郷隆盛像が立つ。大政奉還の立役者は西南戦争で破れ、雨の田原坂の後、洞窟で囲碁を打ったという。まさに豪傑。泰然自若の西郷の碁とは…。ビシッ!日本中に、豪快に、囲碁が普及しますように!(10/01/30)
09年度プロ棋士公式戦の成績が発表された。第一位は、44勝15敗で関西棋院の結城聡九段が最多勝。彼は対局数も59局と最多。NHK杯優勝、碁聖挑戦、本因坊リーグ戦入り、関西棋院一位、名人戦リーグ入りなど日本囲碁界の頂点に立つ活躍ぶり。
勝数2位は、日本棋院関西総本部の井山裕太名人43勝14敗。名人位獲得、竜星戦優勝などだ。対局数は57局で、高尾紳路九段が並んだ。勝率部門では新人戦優勝の李沂修七段、関西棋院の久保勝昭九段が7割6分。伊田篤史初段は11連勝、18勝5敗で勝率7割8分3厘。連勝は張栩十段17連勝が第1位、三村智保九段15連勝は第2位だ。
今年の囲碁界はどんな展開になるのだろうか。中国、韓国、台湾勢が国際棋戦で大活躍だ。日本棋院と関西棋院を合わせると、プロ棋士の数は日本が圧倒的に多い。しかし日本の囲界はさびしい寒中にある。なんとか花咲く春を迎えたいものだ。
(10/01/23)
NHKで「龍馬伝」の放映が始まった。激動の幕末。土佐藩の下士には地を這い回るやりきれない日常。世情は波乱万丈だった。いつ命を落としてもおかしくない社会だ。
坂本龍馬は、小さいときから山の上の田中家をよく訪ね、碁を打ち、八畳岩の上に登ってお城を見下ろしながら、将来を語ったという。
そんな龍馬を、幕末の嵐が襲う。ペリー来航で日本は開国か尊王攘夷で真っ二つに割れる。龍馬は仲間と脱藩後、貿易結社・海援隊を組織し、薩長を応援して大政奉還に尽力した。
その後海援隊は、後藤象二郎が土佐商会として、岩崎弥太郎が九十九商会・三菱商会・郵便汽船三菱会社(後の日本郵船)・三菱商事などに発展させた。
明治になり後藤、岩崎など実業家たちは、囲碁界の発展に大きく貢献してくれた。
「龍馬伝」は見逃せないスペクタクルだ。(10/01/16)
今年は寅年。寅は「動く」の意味。「春が来て草木が生ずる状態を表している」そうだ。年明けから良いことがありそうな気がする。
その兆しを感じたのは、津田沼囲碁クラブで昨年末に開いた「みんなで学ぶ楽しい囲碁入門教室」だった。満員盛況!今年は1月と2月に開くが、大勢の参加者が期待出来そうだ。
さて今月、第34期棋聖戦挑戦手合七番勝負が台湾で開幕する。山下敬吾棋聖に台湾出身の張栩五冠王が挑戦する。彼は台湾で大会を催し、囲碁を奨励している。また彼のほかにも、海峰名誉天元、王立誠九段、王銘鋺九段、鄭銘こう九段、蘇耀国八段、謝依旻女流本因坊など台湾は強豪を輩出している。
日本もこれから、韓国、中国、台湾に引けを取らない位に囲碁を盛んにしたいものだ。「勝ち負け」だけでなく、対面対局で本来の「手談」の味わいを楽しみたい。今年もよろしくお願いします。
(10/1/3)
井山裕太新名人の就位式には300人が集まった。この時、堺屋太一さんが挨拶した。
堺屋さんは産経新聞で小説「三人の二代目」を連載中。戦国時代を生きる、毛利輝元、上杉景勝、宇喜多秀家の二代目3武将が、先代から大領を引き継いで大老にまで昇りつめるも関ケ原の戦いでは負け組になってしまい、悩むという物語。
これには、本因坊算砂名人(法名日海)が登場する。算砂名人は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の囲碁の指南役で、将棋も名人クラスだった、スーパーヒーロー。
堺屋さんは、その日海を書くとき、井山名人をイメージしているそうだ。史上最年少名人は囲碁界の待ち望んでいたヒーローとなった。堺屋さんが熱く訴えた。
「日本の若者には、コンピューターもお手挙げと言われる囲碁で頭脳を鍛え、世界で活躍してもらいたい。日本はこのままでは困る。囲碁の普及は非常に大事だ」 (09/12/19)
昨日11日第34期囲碁名人の就位式が東京会館で行われた。晴れの名人位允許状を戴冠したのは井山裕太九段。史上最年少名人だ。
有名な「ヒカルの碁」世代でもある。囲碁ソフトで遊んでいるうちに囲碁にはまってしまった。祖父が高段者で、普通は打って強くしようと思うのだが、おじいちゃんは賢かった。囲碁の逸話を子守歌代わりに聞かせたそうだ。「爛柯」「三国志の関羽の話」「今昔物語の僧寛蓮の故事」、近代の呉清源や木谷実、趙治勲二十五世本因坊などの囲碁人生をわかりやすく語り、囲碁のとりこにしてしまった。
その後、師匠の石井邦生九段がネットで指導してぐんぐん腕を上げた。7大タイトル最年少、名人戦最年少、九段昇段最年少、名人リーグ全勝初などなど輝かしい成績。
この一年を振り返ると、日本のホープはゴルフの石川遼と囲碁の井山裕太だと思うのですが、どうですか。 (09/12/12)
先月18日、中国を初めて訪問したオバマ米大統領が胡錦濤国家主席に贈ったのは、なんと、故郷のハワイ産の碁磐と碁石の囲碁セットだった。
囲碁ライターの荒谷さんが「これは今年の囲碁界10大ニュースには入る」とメールで知らせてくれた。
常識的に考えると、アメリカのチェスかトランプを贈るだろう。中国は意表をつかれ、様々な憶測が飛び交っている。中国を代表するプロ棋士、聶衛平氏は「囲碁は黒石と白石が平等で一手ずつ交互に打つゲーム。米国と中国はフェアプレーに徹しようというメッセージが込められているに違いない」と言っている。しかし、古代中国文化に敬意を表明したというのが、オバマさんの本意ではなかろうか。
何はともあれ今回のことは、囲碁界に世界の目が集まるきっかけとなった。つまりはオバマさんが囲碁の発展に貢献したと言うことでしょうか。 (09/12/05)
11月23日勤労感謝の日、小沢一郎・民主党幹事長が謝依旻女流本因坊・女流名人と対局した。20日から4日間行われたいた、フジテレビが主催する「お台場オトナPARK」のなかの、「碁番街」での一戦だった。テレビ放映され話題になっている。
政界最強の腕前を持つと言われる小沢一郎六段。与謝野馨前財務大臣との公開対局で勝ち自信をつけたようだ。
解説者たちは小沢さんの大局観は優れていると褒めていた。終盤まではだいぶリードしていたが、ヨセで見落としがあり、謝依旻女流に逆転を許してしまった。僅かに4目差の惜敗だった。しかし3子局は県代表の手合いだ。恐るべし小沢一郎の腕前。
菅直人副総理も囲碁を打つと聞いている。今の日本はデフレ不況で苦しんでいる。知恵を絞って明るい展望が開ける局面に導く妙手を打ってもらいたい。小沢さん頼みますよ。(09/11/28)
さあ皆さん!来週日曜29日は、津田沼囲碁クラブの「みんなで学ぶ楽しい囲碁入門教室」に参加しませんか。
囲碁は数千年前に生まれました。近代の囲碁は日本が本家で、日本の普及活動が功を奏し、いまでは全世界に広まっています。中国や韓国、台湾などでは国を挙げて囲碁を奨励していて、囲碁は、来年のアジア競技大会の競技種目になりました。いわゆるマインド・スポーツというもので、中国や韓国では「囲碁は体育」。健康には、「体と心がバランスよく発達することが大事」ということでしょうか。
今回の囲碁入門教室は、文化庁の支援で行います。囲碁関係者は折角の機会を大切にぜひとも成功させたいと願っております。
当日は、日本棋院のプロ棋士3人が駆けつけ、ていねいに分かりやすく教えてくれます。ぜひご家族、お知り合いの方と一緒にどうぞ。(09/11/21)
12日から第35期天元戦五番勝負が始まった。張栩天元に挑戦するのは山下敬吾棋聖。二人の番碁はこれで6度目となるが、山下がタイトルを取ったのは一度だけ。張天元が有利と思うのが普通かもしれないが、厳しい条件もある。
張天元は王座戦五番勝負(山田規三生九段が挑戦している)が同時進行している。井山裕太名人(史上最年少名人)にタイトルを奪われたショックは大きかったにちがいない。これから立ち直ることが出来るか、注目の五番勝負となった。
この天元と王座の二つのタイトル戦は12月に終わるが、果たしてどんなことになるのだろうか。
彼らの院生時代、囲碁研修センターは幕張にあって、研さんに励んでいた。二人とも友と一緒に来て、強豪たちと烏鷺を戦わせていた。あの時の真剣なまなざしが思い出される。歴史に残る名局を期待したい。(09/11/14)
囲碁ファンが知りたいと思っていたことを、ズバリ書いてある本が出た。「囲碁名棋士たちの頭の中」(中経出版)。著者は朝日新聞の囲碁担当記者だった荒谷一成さん。10年半も密着していれば、担当の名人たちが何を考えているか、読めるのだろう。
「大きな赤ちゃん」「啄木に涙する鬼」「囲碁界のアイドル」「楷書の碁」「詰碁作りも名人」「昭和の碁聖」「微分積分こなした神童」「ヒカル世代の浪速っ子」「乱世を好む重厚派」「親子二代名古屋の星」「ゆったり信頼の二枚腰」―これらは著者が名人につけたニックネーム。いったい誰のことなのか、当ててみてください。
著者は「烏鷺おぼえ」と謙遜するが、なかなかのもの。しっかり足でかせいで取材していただけのことはある。
囲碁ファンならずともその面白さを味わうことができる良書。荒谷さん、まだまだとっておきの特ダネがあるのではないですか。
(09/11/07)
初の平成生まれの名人が誕生した。張栩名人を名人戦七番勝負で倒した井山裕太八段。20歳、史上最年少の名人だ。
井山名人が囲碁に興味を持ったきっかけは、父親が遊んでいたテレビゲームの囲碁。アマ強豪の祖父に手ほどきを受け、小学1年で石井邦生九段に弟子入り、3年生で日本棋院生、6年生でプロ入り。トップ棋士でもプロ入りとなると、中学時代がほとんどだ。
その後も16歳で阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦優勝、17歳で棋聖戦リーグ入り、18歳で名人戦リーグ入りと、いずれも最年少記録を塗り替えた。
しかし19歳の昨年、“10代で七大タイトル”の好機を逃した。「10代のうちに、という師匠の期待には応えられなかったけれど、昨年の経験があってタイトルをとれた」と井山名人。
囲碁界期待の星が誕生した。これで日本の囲碁熱も高まりそうだ。
(09/10/24)
東邦大では、梅沢由香里女流棋聖の囲碁講座が開かれている。彼女は、東邦大理学部情報科学科の客員教授だ。
10月13日は2回目の講義だった。復習から始めて練習問題をコンピューターの上で解き、大型スクリーン3枚に映し出された問題を指名された学生が答える。隣同士でコンピューター対戦をする。初めは9路盤、次に13路盤。気楽にしかも大胆に打っている。すっかりゲーム感覚なのだ。
休憩後は、実際の盤石を使っての対戦だ。驚いたのなんの、もうすっかり打てることだ。2週目で実戦が打てるとは、何とすごい指導法ではないか。見ていると難なく打っている。しかも、すっかり楽しんでいる。
「囲碁は面白いですね」「梅沢さん弟子にしてください」「『ヒカルの碁』大好きです」と、いろいろな感想が聞こえてきた。
来週は、19路盤に挑戦するそうだ。少しスピード違反じゃないですか。(09/10/17)
第62回秋季県高校野球大会の準決勝戦が4日に行われ、久しぶりに県営球場に行った。「席亭さん!」そこで囲碁教室のTさんに呼び止められた。彼は県船橋高同期生Iさんと一緒だった。試合を見ながら四方山話をした。Iさんは高校時代、バスケット部で活躍したという。しばらくすると、やはり同窓生というIさんが来た。彼は高校野球界では有名な人だった。いつも大学の角帽を被り応援団の先頭で応援している。思わぬところで人の輪が広がった。「碁縁」というものだろうか。
翌日の決勝戦で千葉商大付が東海大望洋を3‐2で降し初優勝。3位代表決定戦では市船橋が千葉明徳に7‐4で勝利、4年ぶり7回目の関東大会出場を決めた。上位3校が出場する関東大会は31日に県野球場で開幕する。この戦績は来春のセンバツ出場校選考で重要な資料となる。
甲子園で育ったというTさんからの教えだ。
(09/10/10)
井山裕太八段が最年少「竜星」になった。弱冠のタイトルホルダーが誕生した。今までは高尾紳路九段の23歳が最年少だった。
決勝戦の相手が今をときめく張栩五冠。皆さんはサテライトジャパンですでにご覧かと思うが、張栩五冠が積極的に仕掛けて局面をリードした。井山は師匠の石井邦生九段が言うように、局面が悪くても冷静沈着だ。
「相手が強いことは分かっているので、相手のことを考えるより、まず自分がしっかり打つことだと思っていました」
対戦相手の張栩五冠は五年連続六回目の決勝戦進出で、二回優勝している。井山は張栩五冠を「現在最も尊敬する棋士」と言っている。尊敬する棋士に勝って優勝した気持ちは格別だろう。
形勢が悪かったが、我慢に我慢を重ねて、遂に黒番3目半の逆転優勝。おめでとうございます。
名人戦挑戦手合七番勝負でも張栩名人に2勝1敗と勝ち越している。 (09/10/03)
李青海七段が最新の中国事情を教えてくれた。あちらでは新中国六十周年で祝賀ムードが盛り上がっているそうだ。
囲碁は、国策で若手育成、棋力を強化。ライバル視されているのは日本ではなく韓国で、今年は韓国と267局打ち、240勝127敗。三星杯世界選手権戦では中国が18勝6敗。恐ろしいほどの強さだ。
11月には10日間、第1回全国智力運動会が中国・四川省の成都で行われるという。これには中国全土46地区から代表2000人余が集結し、昨年北京で開かれた「マインドスポーツ世界大会」の種目(囲碁、ブリッジ、チェス、チェッカー、中国将棋)に「連珠」を加えた6種目を競う。来年は、囲碁が初めて種目入りした「アジア競技大会」も中国・広州で行われる。
大変なお祭りが続く中国。囲碁に限らず、こんな調子なのだろうか。日本も歯をくいしばって頑張らなくっちゃ。(09/09/26)
イチローが9年連続200本安打を放ち大リーグ初の偉業を達成した。彼は記者の質問にこう答えている。
―記録を狙う上で一番大事なことは?
「野球が大好きだということ。これでよしという形は絶対にないが、今の自分の形が最高だという形を常に作っている。矛盾した考えが共存していることが僕の大きな助けになっている」
IGOAMIGO(囲碁に若さを!明るさを!活気を!どんどん広がる人の輪を!と活動する集団)によると、「イチロー展示ルーム」にバットやグローブに混じり愛用の「碁盤」があるそうだ。小学生の時、囲碁部に所属、地元の囲碁教室に通い、自宅で父親と対局するほど囲碁好きだった。
世紀の壁を破ったイチローの神技には、囲碁によって培われた力も寄与しているのではないだろうか。更に前人未到の記録に挑んでもらいたい。イチロー!おめでとう!
(09/09/19)
6日、千葉市・船橋市親善囲碁大会が行われ、船橋がわずかに1勝勝ち越した。会場となった船橋市中央公民館には、割烹旅館三田浜楽園の「月廼家」が復元されている。「月廼家」は川端康成が短編小説「童謡」を執筆した「離れの客室」だ。それではと、「童謡」を探してみたが近隣の本屋では見つからない。船橋市東図書館で学芸員に相談すると探し出してくれた。
物語の主人公は、海沿いの大きな旅館(三田浜楽園と思われる)に投宿する日本画家。かつてその旅館で見た、半玉(芸者の卵)と騎兵学校の兵士たちが童謡を歌う姿を思い出し胸を熱くする。 川端康成は世襲制最後の本因坊・秀哉の引退対局(昭和13年)の観戦記を毎日新聞に書いた。それを素材にして小説「名人」を書いている。「名人」とは第二十一世本因坊秀哉名人。企画から最終稿まで13、4年もかけている。この機会にゆっくりと読みなおそうと思う。 (09/09/12)
衆院選は長期政権がぐらりと揺らいで、民主党の圧勝となった。囲碁クラブでは「国民の政治がやっと始まった」「出来るかどうかやらせてみろ」など。次の選挙まで、みんな必死になるでしょう。
さて囲碁界では五冠王・張栩名人による「張安定政権」が続く。9月3日からは第34期囲碁名人戦七番勝負が開幕し、張栩名人に井山裕太八段が挑戦する。井山八段は新進気鋭の期待の星だ。
「週刊碁」(9月7日号)には、この戦いを占う棋士座談会が載っていた。囲碁ファンの予想投票では、「井山挑戦者の勝ち」を予想する方が圧倒的に多かった。(井山勝ちが210、張勝ちが131)
しかしながら選挙とは異なり、タイトル戦は囲碁ファンの投票では決まらない。名人位を獲るのはどちらか。挑戦手合七番勝負は2ヵ月間の死闘だ。囲碁界に君臨する張安定政権を倒せるか。井山裕太八段への期待は高まる。(09/09/05)
世襲制―政治家はともかく伝統文化の継承では大事な役割だ。歌舞伎、能、狂言、剣術、武道、弓道など。
囲碁では江戸時代に家康が開いた天覧碁会に出た、本因坊算砂、林利玄、安井仙角、中村道碩(井上)の4人が家元。四家元の争碁は熾烈を極めた。四代将軍家綱の時、四家元が世襲となった。全国各地から集めた精英たちを育成し、優秀な者を養子にし家元を世襲した。現在も内弟子をとっている師匠はいる。
ところで津田沼囲碁クラブの囲碁ファンは囲碁の良さをよく知っているので、お孫さんに教える人たちがいる。Oさんは小学一年生のお孫さんを囲碁教室へ通わせ、Kさんのお孫さんは腕をあげ大会に参加し、Sさんのお孫さんも腕をあげSさんといい勝負と聞く。お孫さんたちが碁勉強を始めているとは、心強い。世襲とはちょっと違うが、皆さんもお孫さんに伝統文化の囲碁を伝えてみてはどうだろうか。(09/08/22)
全国少年少女囲碁大会は今年も激戦。年々レベルが上がっている。
大会初日、会場の日本棋院でばったりと、埼玉の名門「平田碁会所」を経営する平田さんに会った。
「最近どう?」「碁会所はどこも大変。閉じた所のお客が流れて何とかもっているようなものよ」
数日後、囲碁クラブの窓の外で手を振る人がいた。平田さんだ。ご子息の一家が津田沼に住んでいる。お嫁さんとお孫さんも一緒だった。
「これから食事へ行くのだけれど、ちょっと席亭の顔を見ようと思って」「そういえば、この間の全国大会で、うちに来ている津田君が優勝したんですよ」津田君はプロを目指しているそうだ。「前にいた宮崎竜太郎もプロになったのよ。」「それに、この子たちも優秀なのよ」と、お孫さんを見つめて、平田さんはにこにこ。
きっと食事は、豪華な御馳走を振舞ったのではないだろうか。 (09/08/15)
野球の甲子園は今日開幕。囲碁の甲子園はさて。
7月27日から3日間、日本棋院会館で行われた第33回全国高校囲碁選手権全国大会は、団体男子は、東京の新宿山吹高が2年ぶり2回目の優勝を果たし、団体女子は京都の洛北高校が初優勝した。個人男子は大谷直輝君(京都・桃山高2年)、 女子は堀本範子さん(山口・周防大島高3年)。
8月3日は第6回文部科学大臣杯小中学校団体戦の決勝トーナメント。優勝は千代田区立九段小学校と京都・洛南高等学校附属中学校 。
4・5日は第30回少年少女囲碁大会全国大会だった。こちらは小中学生の個人戦会場は超満員。全国から選手とその応援団が集まるのだから大変なものだ。
今年の囲碁の甲子園はもう終わり。来年に向けての研さんが始まっている。津田沼囲碁クラブでも夏休みの特別教室が始まった。囲碁も「あついうちに」鍛えるのがよい。 (09/08/08)
先月26日津田沼囲碁クラブで納涼囲碁大会が催され62人参加した。囲碁ファンの皆さんは囲碁三昧。だが、この日は第91回全国高校野球選手権大会千葉県大会の決勝戦も行われていた。皆さんは野球が気になってしょうがない。自分の対局をほったらかしで、テレビの前に座って見入っていた。
県立八千代東高対私立拓大紅陵高。「八千代東が頑張っている」「席亭は今日は見に行けなくて残念だね」「けれんみがないのがいい」判官びいきというのだろうか、今まで下馬評にも出て来なかった八千代東を応援している。育ちが分かっちゃいますね。
初回に4点を挙げた八千代東が拓大紅陵を5‐4で破り優勝した。八千代東は春秋通して初の全国・甲子園出場だ。
八千代東はしぶとい。粘り強いのは庶民の感覚。今回はやっぱり庶民に勝たせたい。まあゆっくりと8日からの熱闘甲子園を楽しみましょう。 (09/08/01)
暑さ増す中、衆院が解散した。街は一段と賑やかになっている。第91回全国高校野球選手権大会も間もなく県代表が決まる。8月8日から甲子園が開幕だ。あの行進曲が空にこだます。興奮しますね。 囲碁の方も夏は熱戦が繰り広げられる。
7月27日から3日間、第33回全国高校囲碁選手権戦。団体戦男子は拓大紅陵高校、女子は木更津高校が県代表だ。個人戦は男子は中川道さん(東京学館高)と鈴木さん、女子は石岡まどか(千葉女子高)。
8月2、3日は、第6回小中学校囲碁団体戦で、市川小など3小学校、渋谷教育学園中など3中学校が県代表だ。
第30回少年少女囲碁大会は8月4、5日。これには小学生2名、中学生2名の代表が出る。
精英が集う全国大会は囲碁の甲子園ともいうべき晴れの舞台だ。県代表の皆さんの健闘を祈りたい。♪若人よ!ああ!栄冠は君に輝く♪
(09/07/25)
最近の選挙を見ると、有権者は現状を打破して希望を見出したいと思っているようだ。
漫画家のMYが「政治家は石部金吉でなければならない」と言っていた。老獪な清濁併せ飲む政治屋はもうたくさん。公約違反の政治は飽き飽き。にっちもさっちもいかない時には、やっぱり若くて清新な人に希望を託したい。皆、「CHANGE」に一縷の望みを託している。
囲碁の神様と言われる呉清源は「碁は調和の姿だと、考えます」と川端康成に宛てて書いている。政治も肝心なのはやはり調和。
エイブラハム・リンカーンが言ったように「人民の 人民による 人民のための政治」が理想でしょう。今こそ囲碁の真髄といわれる「大局を見て、調和をとる」が、政治家に求められている。
皆さん、是非とも囲碁を嗜んでいただきたい。政治にも大いに役に立つと思います。 (09/07/18)
雑誌・囲碁8月号を見て驚いた。兼坂修平さんがケン・ファイティングシリーズに登場していた。これはケン・コーポレーションが協賛の、女流プロ対アマ精鋭の打ちこみ12番勝負だ。
対戦相手の女流プロは今をときめく万波佳奈四段。美人棋士だけに打ちづらかったのではないだろうか。アマ代表は兼坂さんで、ケン・カップで並みいる強豪を破って優勝したことから選ばれたそうだ。兼坂さんは駒澤大学の一年生。中学生の時は全国少年少女大会に千葉県代表で参加。日本棋院の院生修行もした。今年は朝日アマ名人戦の千葉県代表にもなった。こちらも打ち盛りだ。
手合いは兼坂さんの先番逆コミ3目半。対局は懐かしい布石で始まったが、今は何と韓国で流行しているそうだ。激戦を展開してついに黒番7目半勝ってしまった。また新たな千葉県のホープが誕生した。大いに期待したい。(09/07/11)
山形県米沢の中屋別館不動閣で行われた第64期本因坊決定戦七番勝負の第5局は6月30日午後6時51分、167手で挑戦者の高尾紳路九段が羽根直樹本因坊に黒番中押し勝ちした。これで対戦成績は2勝3敗となった。
おそらく高尾紳路九段は、「天地人」の軍師・直江兼続が師と仰いだ上杉謙信を祭る上杉神社へ参詣し、兼続の戦略を学び取ったのではないだろうか。ここから巻き返して本因坊のタイトルを奪取してもらいたい。
次回の第6局は7月15、16日に銚子・犬吠埼ホテル「暁鶏館」で行われる。去年ここで第63期本因坊戦が行われ、そのとき辺りを散策した。外川で食べたアコウダイの煮付けは美味しく、犬吠埼灯台までを歩きながら、陸と海との気の遠くなるような長い闘いの果てに出来た犬吠埼という自然美に畏れ入った。銚子電鉄ののどかな走りも、また良かった。再びあの濡れ煎餅も味わいたい。(09/07/04)
今年はぐずついた梅雨だと思っていたら、今度は真夏日になってしまった。蒸し暑くてかなわない。
ところが朗報が入ってきた。少し前に行われた朝日アマ名人戦県大会決勝で兼坂修平さんが勝ち県代表になった。21日にあった、アマ本因坊戦県大会では豊田融さんが県代表になった。2人とも予選は津田沼地区大会に出ていた。
いやあ、驚いた。嬉しくて涙がこぼれそうになった。「津田沼地区は全国大会並だね」と、そんな声も聞こえた。
全国大会は、朝日アマ名人戦は7月19日から、アマ本因坊戦は8月28日から行われる。両選手の奮闘ぶりが楽しみ。二人とも若いし頑張ってくれるでしょう。応援に駆け付けたい。
そろそろ梅雨も明けるのだろうか。そう思ったのは気が早かったようで、ウェザーニュースでは、梅雨明けは7月中旬過ぎと予想されている。まだまだ先のようだ。(09/06/27)
李青海七段に、何かいいネタはないですかね?と聞いてみたら「あるよ。面白くなりそうだよ」と教えてくれた。
特ダネは「韓国最強と言われる李世石国手・名人が1年半休場する」と言う大ニュースだ。彼が韓国囲碁のリーグ戦を退出したことなどへの処罰で、5月26日に韓国プロ棋士会の決議で投票が行われた。結果、投票したプロ棋士123人のうち、賛成86・反対35・棄権2。
その翌日、李世石は兄の李相勲を通じて韓国棋院に1年半の休職申請書を手渡した。理由は「心身が疲れきっていて、状態がよくない」だった。
6月13日、李世石九段は中国棋院で行われた2009中国甲級リーグ第6ラウンドで孔傑九段を破り雪辱を果たした。彼は今回の勝利で中国リーグ17連勝という大記録を達成した。
ちなみにネタもとは津田沼囲碁クラブのHPにリンクしている「囲碁データーベース」だ。(09/06/20)
安田泰敏九段が来てくれた。「ご苦労様です」と言うと、「とんでもない」と、故藤沢秀行名誉棋聖がよく言っていたという言葉を教えてくれた。
「囲碁の普及では囲碁クラブが一番大変なんだ。大事にしないと罰が当たるよ」
囲碁クラブの良き理解者だった藤沢名誉棋聖。安田さんはその秀行塾で鍛えられた。
囲碁ファンは、世界では増えているが日本ではレジャー白書によると減少傾向。「打開策は…」と考えついたのが「級位者対局会」。昼の部が人気で夜の部も先月から始めたが、初めのうちは閑古鳥。ここにきて誘われるように有段者の人たちも集まるようになった。
「学校で打つ相手がいない」「職場では囲碁を打つ余裕がなくなった」など、皆さんは喜んでくれている。初心者から級位者まで、夜の囲碁クラブを昔のように賑やかにしたいと思っています。どうぞお出かけください。(09/06/13)
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