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「昔遊び」伝える市民グループ
あそびの文化祭
現代っ子の遊びに危機感
教え合いで育つ人間関係
テレビゲーム、パソコン、携帯電話…。子どもたちの遊びは、よりバーチャルに、そしてひとり遊びに変化している。そんな状況に危機感を抱き、自分たちが子どものころに楽しんだ「昔遊び」を伝える活動をしているグループがある。
グループの名称は「あそびの文化祭」。「ふなばし市民大学校」の05年「まちづくり学部・学びのコーディネーター学科」の受講生たちが、卒業制作として立案した「親子で参加する遊びの場提供」に端を発する。
06年2月、塚田公民館で初めて「遊びの場」を開催。和凧作り、昔遊び、おもちゃ修理工場、コミック本の交換会など子どもたちに好評だった。
そして、同年7月に、市のハッピーサタデー事業として行った「あそびの文化祭in新高根公民館」をきっかけに、グループ名を「あそびの文化祭実行委員会」と決定。10人で、本格的な活動を開始した。
紙飛行機や折り紙、お手玉…と、バーチャルではない実体験での遊びを提案している。
現在の会員は30代から70代まで43人。毎月定例会を開き、事業計画を立てたり、会員のための「スキルアップ講座」を開いている。
「それぞれに得意分野があり、教え合う。誰もが子どもたちに教えられるようにね」と中澤強さん(64)。
この日は北田智江子さん(52)が「折り紙トトロ」の折り方を指導。「顔を描くのが難しいわ」という声に、子どもたちに教えるのと同じように、丁寧にポイントを説明する。上手く行ったときのメンバーはまるで子どものような笑顔。定例会のはずが、すでに「あそびの文化祭」リハーサルと化した。
会員最年少の佐藤弦子さん(36)は「自分で作る体験、親子で教えあう触れ合いを味わってほしい」と、自身の3人の子どもとも「昔遊び」を楽しんでいる。
参加した親子からは「丁寧に準備され、温かく教えてもらって、ゆったりした時間を過ごせた」、「作ったおもちゃを持ち帰って、繰り返し遊ぶことができる」などの感想が寄せられている。
次回の「あそびの文化祭」は、21日10時、新高根公民館。割りばし鉄砲や紙飛行機、けん玉、折り紙などが体験できる。問合せはTEL(469)4944同館。
(写真)割りばし鉄砲に夢中になる子どもと父親たち=2月25日海老が作公民館
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