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大久保団地子ども料理教室
わくわくクッキングクラブ
コンビニ直行ではなく 「食」つくる楽しさ知って



みんなで、作って、食べれば、元気が出る―。毎月第3日曜、習志野市生涯学習センター「ゆうゆう館」の調理室では、子ども料理教室「わくわくクッキングクラブ」が開かれている。02年に始まった学校週5日制をきっかけに、「子どもの居場所づくりを」と、同館の向かいにある大久保団地の主婦たちが始めた。以来、毎月1回欠かさず開催し、この6月で50回目を迎える。
  5月20日9時。4歳から小学3年までの子どもたち12人が、ゆうゆう館の調理室にやってきた。
  この日のメニューは、厚揚げ入りれんこんバーグ、そら豆のすり流し、こんにゃくとセロリと鶏砂肝の南蛮漬け。
  「はい、あなたは、トマト洗って」「あなたは、レンコンの皮をむいて」
  「お世話係さん」と呼ばれる地域の主婦たちが、てきぱきと子どもたちを指導する。
  「わあ、早くできたわね、上手」とほめられた子どもたちは、「次は、コレを切ってあげる」と得意気だ。
  「お腹が空いたらコンビニへ直行するのではなく、自分で料理することを覚えてほしい」とクラブ発起人の垣内つね子さん(49)。平日は看護師として働く垣内さんは、5年前、娘・あづささんが小学4年になって、年齢制限で学童保育を卒業し、放課後の様子が心配になった。折りしも、学校週5日制が始まり、土曜の子どもの居場所づくりが求められた時期でもあった。なら、「自分で料理教室を」と思い立った。
  垣内さんの呼びかけに、同じ団地に住む老人会役員などが賛同、今も「お世話係」として、子どもたちの指導にあたっている。「子どもたちと触れ合えて楽しい」と大滝ゆき子さん(60)は、5年前から欠かさず参加している。
  料理が出来上がる12時過ぎ、団地の高齢者やお父さんたちが、調理場にやってきた。そして、子どもたちと一緒に、食卓を囲んだ。
  「大勢で、わいわい食事をとることが、明日の元気につながる」とお世話係の佐藤愛子さん(71)。
  57年に入居が始まった大久保団地は、高齢化が顕著。「月に一度でも、家から外に出てくれれば」と佐藤さんは、高齢者宅を回り、子どもたちとの食事へ誘っている。
  「料理を食べてもらったおじいさんに『おいしい』と言われてうれしかった」と、3年前から教室に通う長本昇子ちゃん(屋敷小3年)。食事をした高齢者とは近所で会うと、「あいさつ」をするようになったという。
  「食べることは生きる原点。それは、子どもも高齢者も一緒」と垣内さん。食事を通した地域の輪が広がることを期待している。
  毎月第3日曜、参加は自由。参加費子ども250円、大人350円。TEL(479)5751垣内さん。

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