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高校生、大学生が支える―
鎌ヶ谷・北部少年教室
子供の発想受け止める 身近なお兄さんお姉さん


  鎌ヶ谷市北部公民館では、小学4年から6年生を対象に「北部少年教室」を開いている。子供たちの自主性を育てようと、年間を通し、子供自らが企画・運営に携わってイベントを行っているもの。補助スタッフは、近隣の高校生や大学生だ。
  教室は、学校週5日制が段階的に始まっていた94年、「子供の居場所作り」としてスタートした。06年度は北部小児童30人、学生スタッフ14人が参加した。
  教室は月に1、2回。5月、まずは子供たちが顔合わせを行い、4つの班を作った。
  班はくじ引きで決める。親しい友達と組みたがる子供も多いが「役割を分担することを学んで欲しい」と、公平なくじ引きにした。
  夏はオバケ大会、11月はバザー、3月は宿泊教室というのが恒例だ。
  子供たちは、出し物を班ごとに企画する。仲間と考え、自主性を高めるために、企画は子供たちの発想を優先する。バザーでは、出品物に値段をつける。
  ところが、子供たちの発想には、現実離れすることもたびたび。それで、学生スタッフの出番がやってくる。
  学生スタッフは、川村学園女子大などの大学生や高校生。各大学の教授の勧めもあり、「地域での経験」の場としても格好の機会なのだ。
  職員に比べ、年齢が近く、子供たちにとっては「身近なお兄さん、お姉さん」となる。
  5月は、まだ自分たちの遊びに夢中だった子供たちが、7月には企画に熱心に取り組み始め、10月には子供たち同士で注意し合うようになる。秋になると、上級生が下級生の面倒を率先してみるという場面も見られるようになる。
  北部小出身で学生スタッフの小西克典さん(18)は「当初、子供との接し方は苦労した」と言うが、徐々に信頼関係が生まれ「けじめのある行動をしてくれるようになった」。
  この少年教室にいるのは、仲間、先輩、後輩、そして大人。その年齢構成は、伝統的にあったはずの地域社会の「かたち」。互いの考えを尊重しながら仲間と協力し、自分たちの思いを実現させる。春には宿泊教室が待っている。
(2007/01/27)

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