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習志野と言えば…ドイツパン」になるといいな
トレンド目指し、 新商品 習志野ブランド研究会
「習志野っていえば○○だよね」と言われる、地域に愛され地域を盛りあげる商品を生み出したい―。今年3月、「習志野ブランド研究会」が発足した。商品開発に乗り出したのは、習志野市商工会議所職員と市内の商店主ら5人だ。
新商品の名は「習志野ベルリーナー」。ドイツの揚げパン「ベルリーナー」からヒントを得た。ドイツでは謝肉祭で食べられる伝統品で、中にはベリージャムやカスタード、外に粉砂糖をまぶすのが一般的。「習志野風」アレンジでは、具を、ジャガイモとソーセージにした。塩コショウ味を利かせビールによく合う。何より「ドイツ」をより強く連想させる。
なぜ、ドイツ?。
話は第一次世界大戦にさかのぼる。当時、現在の東習志野一帯に、ドイツ人俘虜収容所があり約千人がいた。捕虜たちは、サッカーやオーケストラを編成しての演奏会、演劇上演など収容所での生活を紛らわせていた。さらにハム・ソーセージなどの食文化も、地域の人々に伝授。その一つが「ベルリーナー」だった。
とはいえ、1世紀近く前のこと。すでに風化しても不思議はない。「ベルリーナー」の話を掘り起こしたのは、大久保インターネット商店街のメールマガジン「大久保タイムズ」だった。折りから、商工振興策を模索していた習志野市商工会議所が同商店街に呼びかけ、今回の研究会が発足。「地域固有の歴史背景」をブランドづくりのコンセプトにした。
ベルリーナーの製造を任されたのは大久保で60年以上の歴史がある「カトラン・ベーカリー」。2代目の那智紀雄さんは「活性化の糸口になれば」と研究会での要望をパンに味付けした。
「習志野ベルリーナー」の初披露は30日の市民祭り「習志野きらっと2006」。『ジャーマン&ソーセージ』と『ストロベリー&カスタード』の2種。
「市民がどんな反応を示すか怖くもあり楽しみもある」。研究会メンバーは、期待と不安でその日を待っている。
(2006/7/22)
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