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千葉工大の地域連携@
学生に「専門性」と「人間性」社会に「知識」と「技術」還元


千葉工大(本岡誠一学長)は、「地域との連携による工科系キャリア学習支援」を今年度からスタートさせた。ニートの増加などが社会問題化する中、専門知識を有する大学と、人間教育を担う地域との連携を促進させる試みで、文科省の「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」(以下、現代GP)に選定された。そこで今回は、地域連携による教育効果を、次回からは地域との具体的な提携事例を紹介、全3回シリーズで掲載する。千葉工大ではこれまでも、個々の研究室単位で地域連携を進めてきたが、スタートした「キャリア学習支援プログラム」では、「現代GP実行委」にて活動を統括し、全学的に取り組んでいる。今後、地域との連携のシステム化を図る。
  実行委員長の荻林成章・同大教授は、「今後の教育で重要なのは、基礎学力と総合的な問題解決能力、コミュニケーション能力」と話す。そこで大学が注目したのが、大学の地域貢献プログラムに学生を参加させる体験学習。学生が学内では体験出来ない、地域の様々な活動や問題に取り組むことで、問題解決能力の向上やコミュニケーション能力の取得につながらないか。大学側は地域貢献として、専門知識や教育力を活用し、相互の活性化につなげる。そのためには、民産官学の人材をデータベース化し、プログラムの企画や現場交流などに活用する考えだ。
  日本経団連が会員企業に実施した05年度のアンケートでは、採用に関して重視した点は「コミュニケーション能力」(75・1%)が3年連続でトップだった。社会が求める人材に対して、次代を担う若者を育成する立場にある大学。千葉工大でも、「生き方、価値観が多様化する中、学内の学習だけでは限界がある」と、地域との連携を重視する。
  現代GPの実施期間は07年度までの3年間。荻林教授は「地域社会、大学にマッチし、新たな教育プログラムとして確立したい」と話す。
(2006/3/11

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