TOP街角ほっと情報潮 風│異彩探訪私の周辺地域の試み│スポーツ│  │ご意見・ご要望本紙概要











 

国内に6領南蛮胴具足
成瀬氏子孫が所有  県登録有形文化財に
大坂冬の陣での弾痕くっきり

 金杉に住む成瀬隼人さんが所有する「南蛮胴具足」が県の登録有形文化財に指定された。
  南蛮胴具足は、欧州の鉄製甲冑を真似て、慶長年間(1596〜1615年)を中心に作られたもの。制作期間が短いために現存のものは全国で6領と貴重だ。
  胴具足は、成瀬さんの先祖の成瀬内藏助吉正が、慶長19年(1614)の大坂冬の陣に着用したもの。加賀藩前田利常の家老だった内藏助は、徳川方として戦いに加勢。 その際、敵の鉄砲弾に当たったが、鉄製の鎧が跳ね返して九死に一生を得た。胴具足にはその弾痕のへこみがある。
  「毎年5月5日の端午の節句には、この鎧を飾ることが代々の慣わし」と成瀬さん。鎧と共に、指揮具の日の丸が描かれた軍扇や采配なども残されている。また、大坂冬の陣のことなどを記した古文書は市指定有形文化財となっている。 
  成瀬内藏助は、尾張藩付き家老で犬山城主・成瀬正成の弟。正成は、徳川家康の側近で、江戸に幕府を移すと同時に船橋市西部の旧葛飾町一帯の栗原郷に4千石の「栗原藩」を与えられた。そして元和3年(1617)、家康に犬山城を預けられた。


 



 




 

 

 


 

 


 


 

 

 

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
見出し、記事、写真の無断転載を禁じます Copyrightc 2005船橋よみうり新聞社 All rights reserved.