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学生たちのまちづくり C
鎌ケ谷市の財政事情分析

慶応大学文学部
池田恭子さん
■プロフィール いけだきょうこ 鎌ケ谷市中央1在住。慶応大学文学部教育学専攻。中高の同級生など11人と、「学生による財政白書プロジェクト〜ザイバク計画2007-2008」を立ち上げた。

 自分たちの住む自治体の財政状況は、どのような事情になっているのか? それを自分たちの目で検証しようと昨年8月に鎌ケ谷市に住む大学生たちが始めた、「学生による財政白書プロジェクト〜ザイバク計画2007」。「ザイバク」とは「財政に爆発的に詳しくなろう」を縮めた。本日8日、検証結果をまとめた白書が刊行される。

 「鎌ケ谷の財政は『ヤバイ』らしい。その印象論から脱け出したかった」と池田さん。昨年夏、同級生たち11人で財政分析を始めた。市民による財政白書作成の指南書を著している大和田一紘氏の協力で財政分析の方法を学び、鎌ケ谷市役所へ日参する活動が始まった。
  財政破たんの指標の一つはは、歳出が歳入を上回る、いわゆる赤字が、標準財政規模の20%を超えたときを指す。鎌ケ谷市の標準財政規模は158億円だから、31・6億円の赤字を出すと「破たん」となる。 
  半年の調査で分かったことは、「気は抜けないが、すぐに破たんすることはない」ということだった。
  昨年同市は、「08年度から今後5年間で40億円不足」との見込みを発表した。池田さんたちはその原因を探った。
  見えてきたのは、三位一体改革の打撃、人件費や委託費などの経費が、ぶ厚い「メタボ状態」の行政構造…など。さらに、都市公社がバブル期に先行取得した地価の下落、上下水道整備の遅れ、高齢化の進行など、将来的な負荷も見えてきた。
  「けれど、知恵をしぼる行政の姿も見えた」。
  例えば、地域の高齢者が保育園の特別先生となる「おじいちゃん・おばあちゃん先生」は、「眠っていた市民の力を生かす市独自のアイデア」と評価する。ほかにも名産品「ナシ」の活用や地権者が再開発に関わった東武鎌ケ谷駅前のように、「鎌ケ谷の財産を生かすことができれば」。
  「どんなまちにしていくかは私たち住民次第」と池田さん。それには、「決算書」「予算書」のホームページでの公開など行政の情報公開も必要と感じている。

白書は150n、1冊1000円。15日の「解説会」(詳細は4・5n「街かどホット情報」講座)にて販売。店頭販売は鎌ケ谷書店と伊藤書店。

 








 

 

 

 

 

 


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